ヒューマノイドロボットETF・投資信託ガイド|HUMN・BOTZ・ROBO・ロボテックを徹底比較【2026年4月最新版】

ロボット関連ETF・投資信託ガイド 企業・投資
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。

(**最終更新: 2026年4月19日** / AUM・経費率・組入銘柄比率は変動します)

この記事のポイント
  • ヒューマノイドロボット専用ETF「HUMN」は2025年6月に世界初で設定、上位にTesla・UBTECH・NVIDIAを組入
  • AUM最大のロボティクスETFは「BOTZ」(約$30.9億)、経費率最安は「IRBO」(0.47%)
  • 日本の証券会社で買える投資信託は「ロボテック」(純資産2,570億円)や「eMAXIS Neo ロボット」
  • 個別株・ETF・投資信託の3つの投資手段を比較し、リスク・リターン特性の違いを整理
  • Goldman Sachsはヒューマノイド市場が2035年に$380億規模に成長すると予測

ロボット関連ETFの全体像

ヒューマノイドロボット市場は2035年に$380億規模に達すると予測されており(Goldman Sachs Research)、この成長を捉える投資手段としてETF・投資信託への関心が高まっています。

ロボティクス関連のETFは「ヒューマノイド特化型」と「ロボティクス・AI全般型」の大きく2種類に分かれます。個別企業の銘柄情報は「ヒューマノイドロボット関連銘柄&企業48社一覧【2026年4月最新版】」をご参照ください。

2026年Q1 ETF資金フロー動向

  • HUMN(ヒューマノイド専用ETF): 2025年6月設定後、2026年Q1で純資産が$3,500万→$5,300万へ約1.5倍に拡大。機関投資家からの注目度上昇
  • BOTZ: 2026年Q1にTesla・NVIDIA上位組入の影響で高パフォーマンス、AUMは$30億を維持
  • 日本の「ロボテック」: 2026年3月時点で純資産2,570億円、日本最大級のロボティクス投信
  • Tesla Optimus Gen 3量産開始(2026/1)とNVIDIA Robotics売上前年比+73%が、ETFパフォーマンスに追い風

海外ETF比較【4選】

ETFティッカー経費率AUM銘柄数特化度運用方式
Roundhill Humanoid Robotics ETFHUMN0.75%約$5,300万45ヒューマノイド専用アクティブ
Global X Robotics & AI ETFBOTZ0.68%約$30.9億—ロボティクス・AI全般パッシブ
ROBO Global Robotics & Automation ETFROBO0.95%約$15.4億79〜89ロボティクス・オートメーションパッシブ
iShares Robotics and AI ETFIRBO0.47%——AI・ロボティクス全般パッシブ

出典: Roundhill Investments / Global X ETFs / ROBO Global / iShares

HUMN — 世界初のヒューマノイド専用ETF

Roundhill Investmentsが2025年6月26日に設定した、ヒューマノイドロボットに特化した世界初のETFです(Roundhill公式)。アクティブ運用で、保有銘柄の67.8%が海外株です。

順位銘柄比率
1Tesla (TSLA)8.30%
2UBTECH Robotics (9880.HK)7.00%
3Rainbow Robotics5.02%
4NVIDIA (NVDA)4.50%
5Shenzhen Dobot Corp4.32%

出典: Stock Analysis(2026年3月時点)

ヒューマノイド専業のUBTECH(9880.HK)や韓国のRainbow Robotics(Samsung子会社)など、他のETFには含まれにくい銘柄が組み入れられている点が特徴です。AUMは約$5,300万とまだ小規模ですが、市場の成長とともに拡大が見込まれます。

BOTZ — AUM最大級のロボティクスETF

Global X ETFsが運用するBOTZは、AUM約$30.9億でロボティクス関連ETFの最大級です(Global X公式)。NVIDIAが11.18%、ABBが10.63%と上位2銘柄で2割以上を占めます。

ファナック(6954)が8.95%で3位に入っており、日本の産業用ロボット企業のウェイトが高い点が特徴です。ヒューマノイド専用ではありませんが、産業用ロボット・AI半導体を含む広範なロボティクス市場の成長を捉えることができます。

ROBO — 均等加重で中小型株も含む

ROBO Globalが運用するROBOは、79〜89銘柄を均等加重(上位10銘柄でも18.79%)で保有しています(ROBO Global公式)。特定銘柄への集中リスクが低い一方、経費率0.95%は4ETF中最も高くなっています。

IRBO — 経費率最安

BlackRock(iShares)が運用するIRBOは、経費率0.47%で最も低コストです(iShares公式)。AI・ロボティクス全般をカバーしており、コストを重視する長期投資に適しています。

日本で買えるロボット投資信託

日本の証券会社で購入可能な主なロボット関連投資信託を紹介します。

ファンド名運用会社純資産総額信託報酬(税込)NISA対応
ロボット・テクノロジー関連株ファンド(ロボテック)大和アセットマネジメント約2,570億円年1.815%程度成長投資枠・積立対象
eMAXIS Neo ロボット三菱UFJアセットマネジメント—年0.792%以内—
グローバル・ロボティクス株式ファンド日興アセットマネジメント—年1.936%程度—

ロボテックは純資産約2,570億円と日本のロボット投信で最大級で、NISA成長投資枠・積立の両方に対応しています。ファナック、キーエンス、安川電機などの日本株を含むグローバルなロボット関連企業に投資しています。

eMAXIS Neo ロボットは信託報酬が0.792%と低コストで、米国上場のロボット関連企業に投資します。

※投資信託の純資産総額・信託報酬は変動する可能性があります。最新情報は各運用会社の公式サイトでご確認ください。

投資手段の比較:個別株 vs ETF vs 投資信託

比較項目個別株海外ETF日本の投資信託
分散効果低い(1社集中)高い(45〜89銘柄)高い
コスト売買手数料のみ経費率0.47〜0.95%信託報酬0.79〜1.94%
購入しやすさ海外口座が必要な場合あり米国株対応の証券口座日本の証券口座で可能
NISA対応一部(TSLA、NVDA等)一部(BOTZ等)対応ファンドあり(ロボテック等)
ヒューマノイド特化度銘柄次第で高いHUMN: 高 / 他: 中低い(ロボティクス全般)
リスク高い(企業固有リスク)中程度中程度

ヒューマノイドロボットに集中投資したい場合は個別株(Tesla、NVIDIA等)かHUMN、分散を重視する場合はBOTZやロボテック投信が選択肢になります。投資判断はご自身のリスク許容度に応じて行ってください。

関連銘柄の個別情報は「企業30社一覧&関連銘柄」、日本企業まとめをご覧ください。

よくある質問(FAQ)

ヒューマノイドロボットに投資できるETFはありますか?

はい。2025年6月に設定された「HUMN(Roundhill Humanoid Robotics ETF)」が世界初のヒューマノイド専用ETFです。Tesla、UBTECH、NVIDIA、Rainbow Roboticsなど45銘柄で構成されています。より広範なロボティクス・AI全般に投資するETFとしてはBOTZ(Global X)、ROBO、IRBO(iShares)があります。

日本でロボット関連の投資信託は買えますか?

はい。「ロボテック(ロボット・テクノロジー関連株ファンド)」が純資産約2,570億円で最大級です。NISA成長投資枠・積立の両方に対応しており、楽天証券・SBI証券・大和証券等で購入可能です。低コスト志向なら「eMAXIS Neo ロボット」(信託報酬0.792%以内)も選択肢です。

HUMN ETFとBOTZ ETFの違いは?

HUMNはヒューマノイドロボット専用(アクティブ運用、経費率0.75%、AUM約$5,300万)で、UBTECHやRainbow Roboticsなどヒューマノイド専業企業を組み入れています。BOTZはロボティクス・AI全般(パッシブ運用、経費率0.68%、AUM約$30.9億)で、産業用ロボットのファナックやABBが上位です。ヒューマノイドに集中するならHUMN、分散ならBOTZが選択肢です。

ロボット関連ETFの経費率はどのくらいですか?

海外ETFでは最安のIRBO(iShares)が0.47%、BOTZ(Global X)が0.68%、HUMN(Roundhill)が0.75%、ROBO(ROBO Global)が0.95%です。日本の投資信託ではeMAXIS Neo ロボットが0.792%以内、ロボテックが1.815%程度です。長期保有の場合、経費率の差がリターンに大きく影響します。

ロボット関連ETFはNISAで買えますか?

日本の投資信託「ロボテック」はNISA成長投資枠・積立の両方に対応しています。海外ETFのNISA対応状況は証券会社によって異なるため、利用する証券会社の取扱銘柄をご確認ください。

まとめ

ヒューマノイドロボット市場の成長を捉える投資手段として、ETFと投資信託は個別株のリスクを分散しながらセクター全体の成長に投資できる選択肢です。

ヒューマノイドに特化するならHUMN(世界初の専用ETF)、コストを重視するならIRBO(0.47%)、AUMの大きさと流動性を重視するならBOTZ($30.9億)、日本の証券口座で手軽に投資するならロボテック投信が選択肢になります。

Goldman Sachsの予測では2035年にヒューマノイド市場は$380億規模に成長し、出荷台数は140万台に達する見通しです。市場拡大に伴い、関連ETF・投信の規模と選択肢も今後拡大していくと考えられます。

ヒューマノイドロボットの全体像については「ヒューマノイドロボット完全ガイド【2026年最新版】」で体系的にまとめています。

本記事の情報は公開情報に基づいて作成しています。正確性には万全を期していますが、最新情報は各社公式サイトをご確認ください。

参考文献